【プロジェクト協賛者様インタビュー⑥】齊木治さん(名古屋北リージョン・ミッドランドチャプター)

皆様の応援・ご協力のおかげさまで1400セット以上の絵本の販売・募本を集め、大成功をおさめた「子どもの未来をつくる絵本プロジェクト」。現在は絵本読み聞かせイベント&ワークショップを全国で企画中!

実はこのプロジェクトには私、齊木進の実兄である齊木治(名古屋北リージョン・ミッドランドチャプター)もギバーズゲインプランにて応援してくれていました。

私としてもちょっと気恥ずかしかったけれど、お盆帰省のタイミングで、インタビューをして参りました!

齊木治さんが今のお店を始めたきっかけは何でしょうか?

僕が鉄板焼きのお店を始めたのは、僕が45歳のときに父が亡くなったことがきっかけでした。父はまだ73歳という若さでしたし、それがきっかけで時間は有限だということをリアルに感じたため、やりたいことに思い切って チャレンジしようと考えるようになりました。

当時すでに4人の子どももいたこともあり、家族のことも含めて色々な葛藤はありましたが、思い切って24年勤めた飲食店運営会社を辞めてを辞めて、ステーキとワインのお店 (鉄板ビストロサムズ)を出すことを決めます。 そのときに背中を押してくれたのが弟(齊木進)でした。

年齢は11歳も下だけど、経営者としては大先輩だし、その当時から進はすでにいくつもの事業で結果を出していた。そうした経験も踏まえて、立地や間取りなどの視点を踏まえた店舗選びや、メニュー作りなどでも客観的で参考になる意見をいくつももらいました。

なによりも 弟は仕事だけでなく、BNIでの精力的な活動や、高校の同窓会を盛り上げる活動などでも頑張っていて、そうした姿を見ていて、「俺ももっと頑張らなきゃな!」と力をもらったことは大きかったですね。


鉄板ビストロサムズのホームページはこちらからご確認いただけます。こだわりの国産牛ステーキを、迫力の鉄板焼きでお楽しみいただけます。

齊木治さんがBNIを始められたきっかけは何だったのでしょうか?

僕が、BNIの存在を知ったのは、弟がBNIで大きな成果を出していることを聞いていたときからでした。弟の活躍振りを聞いていたのもあってBNI自体に興味はありましたが、当時から職業柄、深夜まで仕事をしているので、 朝早くからの活動はちょっと難しいなぁとためらっていたのを覚えています。

そんな折に、弟からとはまた別に多方面の方からもBNIのお誘いを頂く機会がありまして、せっかくだから一度は行ってみようと思いビジター参加をさせてもらいました。正直、当時は毎週朝早く起きて定期的に BNIへ通うということはまったく現実的に考えられてはいませんでした。

一番最初にビジター参加をしようとしたときは、朝5時に起きれる自信がなかったので、一睡もせずにそのまま完徹で定例会(ミッドランドチャプター)へ出かけたのを覚えています(笑)

そしてそこでのビジター参加のご縁から、ミッドランドチャプターの武井さんと仲良くさせてもらうようになり、何度かお店に来てくれるようになったんです。

武井さんはお店に来てくれるだけでなく、たくさんの方をご紹介してくれました。 メンバー同士、こうやってリファーラル(紹介)を交わしあうんだなぁとイメージができました。 また紹介をもらえたことが、すなおに嬉しかったです。

武井さんや、弟の後押しもあったので、ビストロサムズが1周年を迎えたタイミングで「せっかくだし BNI活動をやってみよう!」と決めました。 やるからには、全力全開!! ミッドランドの仲間に圧倒的に貢献をしたい!! そんな想いでBNI活動に取り組み始めました。

進:BNI活動ももう2年目だね!やってみて良かった??

治:その質問には、自信をもって、「イエス」だね(笑)

自分がこれから「やりたいなぁ」とか、「やってみたいなぁ」と漠然と思ったことに対して経営者の先輩たちが、たくさんのアイディアや人脈を提供してくれる。こんなに心強いことはないですね。具体的な事例をあげると最近だとビストロサムズで企画した「TKGフェア(たまごかけご飯フェア)」の大成功があります。

僕が期間限定の目玉イベントを何か創りたいなぁと話したことをきっかけに、弟が企画を手伝ってくれました。 ミッドランドチャプターのメンバーの応援はもちろんのこと、愛知の他のチャプターメンバーたちから提供して頂いた、お米やかつお節、ワカメや、ワインを活用させてもらったり、京都メンバーの卵や醤油、神戸メンバーの魚を提供してもらいました。東京のメンバーにはイベントで使用する食器を選んでもらいましたね。

いろんなメンバーが関わってくれたことや、各リージョンのメンバーのこだわりの食材に触れられたことで、普段の自分だけでは産まれない新しい発想がどんどん産まれました。最初のうちは「新しいことを取り入れるのは苦労も多いなぁ・・・」とも思っていたけれど、実際にやってみたあとでは、自分だけでは見つけられない楽しい発見がたくさんありましたね。

また全国から、TKGを食べに来てくれたBNIの仲間同士をお店でつなげることができたのも嬉しかったですね。後日お会いした時に 『TKGでのご縁のおかげですごく良い取引ができているよ!』なんて 話を聴くと、とても嬉しい気持ちになります。僕のお店が全国のメンバーたちの事業の活性化にも役立っているんだなぁと。

■進:2号店へのチャレンジも考えているのだよね?

治:そうなんだよ!

BNIのおかげでお店の売上自体が上がったけれど、僕自身が現場からまったく離れられないことが次の経営上での課題でした。そんな話を、お店に遊びに来てくれていたてんびんチャプターの村瀬さんにしていたところ「それなら、良い人がいるよ!」と すぐにご縁をつないで頂き、そこからステキな採用をすることができました。

おかげさまで、外に出られる時間が増えたので、BNIのトレーニングで学ぶ時間が作ったり、他の勉強会やセミナーに参加をして経営の勉強や、人脈作りをするようにしています。 次のステージへの準備ですね。

こうして経営者としてのキャリアップを意識してからは、またはじめてのことだらけになったので、正直不安も多いけれど BNIの仲間たちが後押ししてくれるから、より一層ワクワクを感じる部分もたくさんありますね。

僕が2号店を成功させることで 、仲間と仲間とをつなげる機会も場面も絶対的に増えます。そうすることが、いつも応援してくれる皆さんにお返しをできるチャンスを増やすことができます。楽しく人が集って縁を繋いでいけるお店を、これからも運営していきたいですね。

未来の子どもたちや絵本プロジェクトへ想うことを教えてください!

現在、僕は4人の子どもがいます。子どもたちには自由に夢を持ち、チャレンジをし続けて欲しいと思っています。また人を思いやり、分かち合う気持ちを持って欲しいと思って、子育てに臨んできました。

今回の絵本のテーマである「ギバーズゲイン」、「チャレンジ」、「多様性」、これらはいずれも自身の子育てテーマにつながることであり、とても共感しました。 齊木家の教えが、受け継がれているから、同じ発想になってるのかな?笑

僕自身も、いまの仕事を通して、子どもたちに自分のチャレンジする背中を見せ続けたいと思っています。絵本プロジェクトはこれから次のステージへと進み、今度は読み聞かせイベントやワークショップを全国で開催していくとのこと。

その中で、またきっと運営メンバー同士や参加者同士のご縁がつながり、将来につながる仲間ができるのだと思います。 弟がそんな仲間の輪を広げ、深める役割を担っていることを僕は誇らしく思います。 心から成功を願っています。