【プロジェクト協賛者様インタビュー⑬】徳永泰敏さん(マルシェチャプター)

皆様の応援・ご協力のおかげさまで1400セット以上の絵本の販売・募本を集め、大成功をおさめた「子どもの未来をつくる絵本プロジェクト」。現在は絵本読み聞かせイベント&ワークショップを全国で好評開催中!

今回は、当プロジェクトに共感し、ギバーズゲインプラン協賛のお申し出をいただい徳永泰敏さん(マルシェチャプター)に、齊木進がインタビューをして参りました!

徳永さんはアツい志を持って未経験からデザインの業界に飛び込み、今では一流のデザイン会社の経営をする立場にまでなっています。そんな徳永さんのご活躍について伺ってまいりましたので、ぜひ最後までご覧ください!

まずは徳永さんのお仕事について聞かせてください!

今でこそデザイン会社の経営をしていますが、実は最初からデザインの仕事をしているわけではないのです。

私は小さい頃から絵を書くことが好きだったのですが、両親からは「デザイナーなんかじゃ食べていけないよ!」と言われて、高校生のときに美大に進学をするのを諦めて、一般的な大学を卒業して、その後10年もの間サラリーマンとして過ごしました。

しかし、10年間サラリーマンとして過ごしても、デザイナーになる夢をどうしても諦められなくて、何の経験もなかったけれど、30歳を過ぎた頃に『自分はデザインの仕事を絶対にする!』と心に決めました。

覚悟を決めてからは、半年かけて50社以上のデザイン関係の会社に面接に出かけました。当たり前のことかもしれませんが、ほとんどの会社には、30歳を過ぎていてデザイン業務の経験もないからと断られることの連続。でも何があろうと諦めずに面接を続けていたら、最終的にはあるデザイン事務所から採用をいただくことができました。

当時はまだ一般にパソコンがまだそんなに広まっていなかった頃で、イラストレーターやフォトショップを使える人は限られる中、私は前職の経験でパソコンやソフトウェアを使うことに慣れていました。その経験を買われての採用でした。その後は15年ほどデザイン事務所の中で勉強してから、独立させてもらったのです。

今ではおかげさまでデザイン会社の経営という立場に立たせて頂いていて、ここまで来るのにたくさんの苦労はありましたが、今の仕事が本当に楽しいし、自分の仕事に誰よりも誇りを持って取り組んでいます。夢を諦めずにチャレンジし続けて心から良かったと思っています。

また、私は夢が叶えられていまの仕事を心の底から楽しめていますが、今の時代でも子どもの叶えたい夢をそのまま応援できる大人ってまだまだ少ないように感じています。

夢はかなう!

やりたいことをやろう!

後悔せず、自分の人生を楽しもう!

私は、そんなことを子どもたちに伝えていきたいと考えていたこともあって、今回の齊木さんのプロジェクトへの協賛を行なったという経緯もあります。

これからの未来を作る子どもたちには、自分の可能性を伸ばすための選択をしていってもらえるような社会を作っていきたいですよね。

徳永さんにとってBNIとはどのようなモノなのでしょうか?

私にとって、BNIとは自分の可能性を広げ夢を叶えるための活動だと思っています。

お客様のご紹介や、売上を頂けることも嬉しいけれど、何よりも狭くなっている視野を、同じ志を持った仲間たちと接することで広げてもらえることが一番の価値だと思っています。

他業種のメンバーのアイディアや夢、困りごと、そこに新たなビジネスのヒントや刺激が溢れているのです。

デザイナーという仕事はどうしても黙って仕事をコツコツするという側面があるので、BNIのチャプターの中でまったく違う人と会って話をすることがとても良い刺激になっています。

また、私がBNIに所属し続けていられるのは、マルシェチャプターに出会えたからだと思っています。マルシェには貢献の気持ちでいっぱいの人ばかりが集まっています。ここのメンバーと週1回会えることで、やる気と貢献の気持ちをたくさんいただけています。

ありがたいことにそうしたメンバーたちと同じ時間を共有できていることで、定例会に参加するたびに誰かの役に立てる喜び、そんな気持ちを思い出させてもらっています。もしかしたら、私はBNIにいないと仕事の忙しさに囚われて貢献の気持ちを忘れてしまう、、ということもあるかもしれません。

マルシェの仲間とともに、社会課題を解決し、たくさんの人の役に立っていけることが本当にやりがいのある活動だと感じています。これからもずっとマルシェの仲間とチャプターを盛り上げ、引いては地域の発展に繋がるような貢献をしていきたいです。

絵本プロジェクトを応援したいと思った理由を教えてください!

以前からBNIの活動の中でチャプターメンバーへのビジネス的な貢献だけでなく、社会に対しても貢献をしたいと考えていました。今回の絵本プロジェクトには、私はお金の寄付するだけしかできていないけれど、こうした貢献の機会をもらえたことを本当に感謝しています。

私自身は結婚していないし、子どももいない。だからこそ、そういった意味でも社会の子どもたちを応援をしたいと思っています。私の弟の子どもが小さい頃に、一緒になってたくさん遊んだことをもう懐かしく感じています。

私も自分の人生を振り返ると、どこよりも温かく家庭で育ってきたように思います。私の家は、両親とも本当に仲良しで、ずっと介護をしていた父が最近90歳で亡くなったのですが、それまでの時間を私も父も家族もみんなが幸せを感じていました。最後まで家族で仲良く介護をできたことが本当に幸せだったと思っています。

今回のもぐらさんの絵本や、読み聞かせのワークショップを通して、子どもたちが、お父さんやお母さんと会話をする機会が増えたり、両親の仕事について興味を持つきっかけになり、子どもたちが、大人になること、社会に貢献すること(働くこと)への夢を持てるきっかけを作れていることは、本当にステキなことだと思います。

BNIメンバーが力を合わせて、社会貢献していけるプロジェクトに協賛できたことを本当に誇らしく思います。齊木さん、プロジェクトメンバーのみなさま、本当にありがとうございました!